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発達障害とは?最新の定義

発達障害とは?最新の定義

発達障害について

「発達障害」の定義については、発達障害者支援法(以下:法)第2条第1項において「自閉症、アスペルガー症候群、学習障害、注意欠陥多動性障害その他これに類する脳機の障害であってその症状かが通常低年齢において発現するものとして政令で定めるものをいう」とされています。

保護者様・お子様本人へのヒアリング、行動観察、心理、発達検査の結果を元にお医者様が診断をしますが、お医者様によって診断の仕方が異なる場合もあります。また、複数の診断名があったり、同じ診断名であっても一人ひとり、表出する特性やその程度は異なります。

■自閉症スペクトラム障害(Autism Spectrum Disorder:略称ASD)

※DSM-Ⅳでは「広汎性発達障害」に含まれる。「広汎性発達障害」の中の「自閉性障害」「小児期崩壊性障害」「特定不能の広汎性発達障害」、加えて「非定型自閉症」「自閉傾向」との診断をされる場合もあります。

自閉症スペクトラム障害(Autism Spectrum Disorder, 略称:ASD)とは、『精神障害の診断と統計マニュアル』第5版(DSM-5)における、神経発達症群に分類されるひとつの診断名で、コミュニケーションや言語に関する症状があり、常同行動を示すといった様々な状態を連続体(スペクトラム)として包含する診断名です。

主に下の3種類のような特徴があることが多く、場合により感覚の障害(敏感、鈍麻)もあります。

●例えばこんな行動は見られないでしょうか?
【社会性の困難】 同年代の他者との交流に困難さがある
【コミュニケーション障害】 人の目を見て話すことが苦手・一方的に話をする
【こだわり】 ゲームやアニメに依存している。同じ道のりや特定の光・色を嫌がる

アスペルガー障害(Asperger disorder)  認知発達や言語習得に明らかな遅れが無い自閉症
高機能自閉症 知能に明らかな遅れが無い(IQ70以上ある)自閉症

注意欠如・多動性障害(Attention-Deficit/Hyperactivity Disorder:略称ADHD)

注意欠陥・多動性障害(ちゅういけっかん・たどうせいしょうがい、英: attention deficit hyperactivity disorder、ADHD)は、多動性や衝動性、不注意を症状の特徴とする神経発達症(発達障害)もしくは行動障害です。

主に下の2種類の特徴のいずれか、あるいは両方の特徴があります。

・不注意(集中力がない)
・多動性(じっとしていられない)、衝動性(考えずに行動してしまう)

■例えばこんな行動みられないでしょうか?
【不注意】忘れ物が多い、ケアレスミスが多い
【多動性】落ち着きが無い、散財してしまう癖がある

学習障害(Learning Disorderd:略称LD)

※DSM-5 では「限局性学習障害」、ICD-10では「学力の特異的発達障害」

読む・書く・算数・推論するなど、学習の一部において困難がある。

大きく下の3つに分けられ、そのうちのどれか、または複数の特徴が示されます。

・読字障害ー読みの困難

・書事表出障害ー下記の困難

・算数障害ー算数、推論の困難

※下記名称で呼ばれることもあります

読字障害:ディスクレシア、書字表出障害:ディスグラフィア、算数障害:ディスカリキュア

※DSM-Ⅳ(精神障害の診断と統計マニュアル第4版)DSM-5?(精神障害の診断と統計マニュアル第5版)

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